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ステレオミックス問題総合対策情報
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トップページ>>ステレオミックス問題総合対策情報>>Vista編>>特集 玄人志向「CMI8738-6CHLP」>>3ページ目 |
右の二つは、CMI8738-6CHLPでの実際の録音音質です。上は既定のデバイスをマイクにした、マイク音声のみの場合、下は、ステレオミックスとマイクミュート解除で、音楽+マイク同時入力の場合です。 マイクは、入力感度-58bdで、比較的入力音量の小さいマイクを使用しています。マイクブーストON、マイク音量最大で、音楽は最初はスライダーをかなり小さ目にしています。 |
既定のデバイスをマイクにした場合 マイク音声のみの音質テスト 既定のデバイスをステレオミックス マイクミュートを解除 音楽+マイク音声の音質テスト |
入力/録音音質について 以下は、個人的な環境による私的な感想になってしまいますが、周囲にUSB接続した機器も含め電気製品が多く、冷却ファンの音も比較的うるさいデスクトップパソコンで、CMI8738-6CHLPをテストした音質についての報告です。 マイク入力だけを録音した場合 既定のデバイスをマイクにして、マイク音声だけを録音した場合は、ノイズは少なく、平均的なサウンドボードと同じ音質で録音可能だと感じました。 音楽(ゲーム音)+マイク同時録音した場合 ステレオミックス+マイクミュート解除で音楽(ゲーム音)+マイク同時録音した場合、『サーー』という薄いノイズが入りました。音楽が鳴っている最中であれば、それほど気になりませんが、無音状態では、少し気になるかもしれません。また、マイク音声は、マイク入力だけの場合と違い、少しこもった音で録音されたように感じました。 |
audio-technica マイクロホンアンプ AT-MA2 動画製作やネットラジオで 多くの方に使われているマイクアンプです。 |
マイク入力音量について 一般的なステレオミックス+マイクミュート解除可能なオーディオデバイスに比べて、マイク入力音量はやや小さ目で、音楽(ゲーム音)とマイク音量のバランスを調整した場合、実用範囲内であるものの、入力/録音される全体音量は少し小さ目になってしまうように感じました。 使用するマイクの種類と入力感度によっては、左のような、マイクアンプを使う必要があるかもしれません。 |
二つのマイク入力端子について CMI8738-6CHLPには、マイク入力端子が二つありますが、Windows Vistaでは、マイクを二つ同時に接続すると、その入力音量が約半分になってしまいます。マイク入力音量自体が、やや小さめなので、二つのマイクを接続して録音するのは現実的とは言えず、今後、ドライバーの更新で改善されるかもしれませんが、現時点ではあまり利用価値は無いと言えるでしょう。 ライン入力端子について ライン入力端子は3.5mmミニジャックで接続できる形では装備されておらず、カード上の4pin端子に接続しなければ、使うことはできません。オーディオ器機との接続には、ケーブルの加工などが必要になる場合もあり、また、ケース内に配線する必要もあることから、パソコン初心者やオーディオ機器に関して知識のある方以外には、使えないものと言えるでしょう。 |
初期状態ではOFFになっているチェック デジタル入力は、初期状態で、右画面のチェックの一部がOFFになっており、それが原因で、デジタル入力に接続した音声が正常にスピーカーから出力されないことがあります。 ステレオミックスでのミックスは不可 デジタル入力からの音声を、マイク入力音声などとミックスして入力/録音することはできません。 |
最新ドライバーをインストールすると、タスクバーに専用のコントロール画面を開くアイコンが出現します。 ミキサータブでは、再生・録音コントロールの操作や、エフェクトタブで音響効果をかけることができます。 |
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