このページは2009年05月12日に更新されました
USBオーディオデバイスに
ステレオミックスを追加する方法
0 はじめに
1 対応するUSBデバイスの種類と見分け方
2 cm108_Standard_driverの
ダウンロードとインストール
3 cm108_Standard_driverの
サウンドコントロール
4 その他とVistaでの動作について

Windows XP編 もくじ
0 はじめに
1 隠れているコントロール項目を
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2 デバイスドライバをアップデートする
3 デスクトップパソコンに
サウンドカードを追加する
4 ノートパソコンにUSB/PCカード
オーディオデバイスを追加する
5 SigmaTel製オーディオデバイスの
ステレオミックス問題について

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USBオーディオデバイスに
ステレオミックスを追加する方法

トップページ>>ステレオミックス問題総合対策情報>>Windows XP編>>USBデバイスにステレオミックス追加方法>>4ページ目

4.その他とVistaでの動作について

検証した製品以外での適応は?
 【cm108_Standard_driver】のインストールによりステレオミックス追加が可能なのは、サウンドチップにC-Media Electronics社製のサウンドチップ「CM108」 が使用されているものです。「CM108」はサンワサプライアーベル製(現在アーベルは吸収合併されバッファローコクヨサプライとなっている)の多くのUSBヘッドセット/オーディオデバイスで採用されていますが、残念ながら、製品仕様のページからでは、サウンドチップにどの種類が使用されているかは表示されていない場合がほとんどで、確実に「CM108」が使用されていると判明したのは、現時点ではここまで検証した4種類の製品です。

情報お寄せください
 掲載した製品以外に、【cm108_Standard_driver】のインストールによるステレオミックス追加が成功したUSB製品がありましたら「始めよう!ねとらじ」 Q&Aスレッドまで是非お寄せください。

4-1.Windows Vistaでの動作検証

一応使うことができるが非常に不安定動作であり非推奨です
 【cm108_Standard_driver】は、一応Vistaにインストールすることも可能で、ステレオミックス機能を使うことも出来ますが、動作が非常に不安定であり、特に継続して使用していると動作がどんどん不安定になっていくのが、複数の情報として確かめられています。また、動作が不安定になってくるとOSがフリーズすることもありパソコンに致命的なトラブルが発生する可能性もあります。

起動中の取り外しは絶対厳禁
 個人的環境での検証ですので、絶対とは言い切れないとは思いますが、【cm108_Standard_driver】をインストールした状態で、パソコン起動中に接続したMM-ADUSB USBオーディオ変換アダプタをUSBポートから外したところ、パソコンがフリーズしました。何度か試しましたが、起動中に取り外すと100%フリーズしました。
 最悪の場合、ドライバーの破損によるOS再インストールなどが必要となるかもしれません。パソコン起動中に取り外すのは絶対に止めましょう。

結論
 ステレオミックス機能を使用することは可能です、しかし、動作が不安定であり、最悪の場合OSに悪影響を及ぼす可能性もありますので、推奨はしません。それでも使いたい場合には以下に示す方法でインストールしてください。

4-2.Vistaへのインストール方法

そのままではインストールできない
 【cm108_Standard_driver】はWindows Vista用のドライバーとしては作られていないので、[Setup.exe]を通常に開いただけの操作では、右画面のような警告画面が現れ、インストールが中断してしまいます。

インストール前に互換モード設定をする
 Vistaに【cm108_Standard_driver】をインストールできるようにするためには、[Setup.exe]を右クリックして[プロパティ]を開き、[互換性]タブから【互換モード】にチェックを入れて左画面のように「Windows XP(Service Pack2)」を選択してからインストールします。

 【互換モード】を有効にしたら、必ず、適用ボタンを押してからこの画面を閉じてください。

 また、インストール中に右画面のような警告が出ますが、「このドライバソフトウェアをインストールします」を選択しないと、最後までインストールが完了しません。


 インストールが完了すると左のような画面が現れます。文字化けしていますが、再起動するかどうかを質問されています。

表示されない録音コントロール

 右下タスクバーに表示されるアイコンから、「USB 3D Sound Configuration」を開き、ミキサータブを見ると、録音コントロールの項目が表示されず、再生コントロール項目も2つしかありません。


Windows Vistaの録音デバイス
 「USB 3D Sound Configuration」には録音コントロール項目は表示されていませんでしたが、Windows Vistaの画面から録音デバイス画面を開くと、右画面のように、マイクとステレオミックスの2つの項目が存在します

Windows Vistaの再生デバイス
 再生デバイスには左のような表示になります。


スピーカーのプロパティ
 スピーカーのプロパティ画面を開くと、左のようになります。マイクのミュートボタンが無く、マイクは常にミュート解除状態になってしまいます。

ステレオミックスについて
 ステレオミックス機能は一応使用することが可能です、しかし、ステレオミックスを選択した場合、ステレオミックスのボリュームスライダーはマイク入力音声の調整となります。

 マイクを接続した状態で、ステレオミックスを選択し、音楽だけを放送で流したい場合は、右画面のステレオミックスのスライダーを最小に下げなければなりません。

 また、音楽音量の調整は、音楽プレイヤーかスピーカーのプロパティ画面のメイン音量のスライダーで調整します。

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