LivedoorねとらじとSHOUTcastでは、音声を配信するための接続方法と聴取可能人数に違いがあります。
Livedoorねとらじの接続方法=間接接続
Livedoorねとらじでは、放送者は既存の音声配信サーバーに接続して音声データを送信します。リスナー側は、その音声配信サーバーに接続し、Livedoorねとらじの回線で音声データを受信する間接接続となります。よって、配信に必要な上り方向のインターネット回線速度はLivedoorねとらじサーバーに接続するための【配信する音質(kbps) ×1 】です。
Livedoorねとらじでは、回線がダイヤルアップやISDNでも、一つの放送に最大で2000人の接続が可能であり、基本的にポート開放の必要はありません。
SHOUTcastの接続方法=直接接続
SHOUTcastでは、放送者のパソコンを音声配信サーバーとして稼動させ、リスナー側は放送者のパソコンに直接接続します。そして、一人一人の接続者に対して、それぞれに音声データを配信することになります。よって、配信に必要な上り方向のインターネット回線速度は【配信する音質(Kbps)×聴取人数 】となります。
SHOUTcastでは、放送聴取可能な人数は、使用しているインターネット回線の上り速度に比例し、配信する音質に反比例します。また、ファイアーウォールやモデム・ルーターのポート開放が必要で、放送用ソフトの設定も含め、Livedoorねとらじに比べると、放送開始までに、パソコン初心者の方には難しく感じる作業がいくつかあるといえるでしょう。
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