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スカイプを使った多人数放送方法解説
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トップページ>>スカイプを使った多人数放送方法解説>>Windows XP編>>5.トークバック完全回避の具体例その1.「デスクトップPC+サウンドカード」 |
解説まず、デスクトップPCにサウンドカードを追加し、オンボードオーディオデバイスと合わせて、複数オーディオデバイス状態にしています。マイク音声の入力は、一本のマイクを分岐して、複数オーディオデバイスそれぞれのマイク端子に接続しています。もちろん、マイク二本を使ってもかまいません。スカイプ用のマイク入力オーディオデバイスを使い、通話相手音声の受け取りは放送用オーディオデバイスにすることで、ステレオミックストークバックを回避する具体例です。 |
使用する機材 |
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放送用 オーディオデバイス |
スカイプ用(マイク入力用) オーディオデバイス |
その他の機材 |
ステレオミックス+マイクミュート解除ができるサウンドカードを使います。 | デスクトップパソコンのオンボードオーディオデバイスを使います。 | 一本のマイクを、アダプターとケーブルを使って二つに分岐します。 |
説明に使用するパソコンです。前面あるのが、標準で装備されているサウンドデバイスです。ここでは放送用オーディオデバイスと仮定します。 |
内部PCIスロットにサウンドカードを取り付け、オーディオデバイスをパソコンに追加しました。これはスカイプ用オーディオデバイスと仮定します。 |
アダプターと二本のケーブルを応用し、一本のマイクをこのようにして分岐します。 |
分岐したケーブルの片方を放送用オーディオデバイスのマイク入力端子に繋ぎます。物理的トークバックを防止するために、必ずイヤホンやヘッドホンを使用します。 もう片方のケーブルは、追加したスカイプ用オーディオデバイスのマイク入力端子に接続しましょう。 |
全体像を写すとこのようになります。マイク分岐の注意点この方法で、マイクを二つに分岐した場合、入力されるマイク音量は、およそ半分に低下します。すでにマイク音量が小さいと感じている場合、この方法を採用することは推奨しません。マイクブーストを活用するか、マイク二本を使いましょう。「マイク音声のみを流す方法とマイクブーストについて」 |
この説明でのデバイスの表示複数オーディオデバイス状態で、放送/配信/録音ソフトなどで使うオーディオデバイスを既定のデバイスに設定する放送用オーディオデバイス、スカイプのマイク入力用に設定するものをスカイプ用オーディオデバイスとします。 |
放送用オーディオデバイスの設定左図のように【既定のデバイス】に放送用オーディオデバイスを指定します。放送用オーディオデバイスは、単独デバイスの多人数放送設定と同じように、ステレオミックス+マイクミュート解除にしてください。 デバイス追加の注意点オーディオデバイスを追加した場合、自動的に、その新しいオーディオデバイスが【既定のデバイス】切り替わります。マイク入力用にオーディオデバイスを追加したときなど、【既定のデバイス】を放送用デバイスに戻すことを忘れないようにしましょう。 |
スカイプの設定【オーディオ設定】の画面を開き、マイクをマイク入力用オーディオデバイスに、スピーカーを放送用オーディオデバイスにします。こうしてマイク入力を別系統にすることによって、ステレオミックス・トークバックの発生を完全に防止することができます。 |
ボリュームロッカーの設定ボリュームロッカーで、放送用オーディオデバイスのマイクをロックしましょう。これで、スカイプ4.0による強制マイクミュートを防止することができます。 |
再生コントロール 録音コントロール |
通話音量の調整方法音量調整は、放送用オーディオデバイスの各スライダーで調整します。スカイプ用は相手側へのマイク入力だけに使うものなので、放送上の音量には影響しません。・放送全体音量 再生コントロールの一番左にある【メインボリューム(マスタ音量)】と、録音コントロールの【ステレオミックス】のスライダーで、放送に乗る全体音量を調整できます。 ・通話相手のマイク音量 再生コントロールの【Wave】のスライダーで通話相手側のマイク音量を調整できます。 ・自分のマイク音量 再生コントロールの【マイク】のスライダーで自分側のマイク音量を調整できます。 音量調整のポイント基本的に【Waveの音量>マイク音量】であり、通話相手のマイク音量の方が、自分のマイク音量よりも大きく入力されると考えてください。マイクブーストを使わない場合には、自分のマイクは最大で、相手のマイクは下げ目にしましょう。 |
この接続方法の必要・オススメ機材 |
マイク分岐用機材 その1Victor ステレオジャック - ステレオミニジャック [AP-119A]価格相場:580円〜630円 (メーカーWeb) 分岐方法 左のような両端が[メス:ステレオミニジャック]同士のアダプターにマイクを接続し、下に紹介するような、ステレオミニジャックの分岐アダプタのオスと接続します。そこに、ケーブルを2本繋ぎ、それぞれのオーディオデバイスのマイク入力端子に接続すれば分岐が完了します。 |
マイク分岐用機材 その2SANWA SUPPLY MM-AD21 ステレオミニプラグアダプタ価格相場:350円〜525円 (メーカーWeb) 上の機材にマイクを接続し、メス側になったジャックを、この機材のオス側に接続し、分岐するのに使用します。 |
マイク分岐用機材 その3ELECOM ステレオミニプラグケーブル 1.0m DH-MM10(長さ1.0m)価格相場:500円〜840円 (メーカーWeb) このようなステレオミニプラグのケーブルが2本必要です。ケーブルの長さにも注意しましょう。 |
Windows XP用 低価格サウンドカード玄人志向 CMI8738-4CHPCI価格相場:900〜1200円 製品仕様(メーカーWeb) ロープロファイル:非対応 コントロール画面情報 端子は右画像で上から、マイク入力、ライン入力、スピーカー出力1(フロント)、スピーカー出力2(4.1ch使用時)となります。マイクブースト機能もあり、放送用・マイク入力用のどちらにも使うことができます。その他のサウンドカードについては、コチラのページをご覧ください。 |
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