このページは2009年06月22日に更新されました
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マイクノイズ対策情報

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パソコンでのマイクノイズの発生原因と対策方法

ノイズの原因は一つとは限らない

 オンボードオーディオデバイスへ接続したマイク入力のノイズが気になる人は多いと思います。ここでは、その対策について掲載しますが、ノイズの発生原因は一つではありません。
 まず始めに、パソコンそのものがノイズの原因となる電磁波を発生する電化製品であり、完全にクリアな音質は望めないことを覚えておきましょう。

掲載順序はお金のかからない方法から

 対策方法は、お金のかからない順番で掲載します。ノイズがあるからといってマイクを買い換えたりするのは意味が無い可能性があります。マイクは新品で購入したものであれば、よほど安い製品でもない限り、ノイズのない音声入力が可能です。マイク本体をノイズの原因として疑うのは一番最後にするべきでしょう。

ノイズ原因&対策その1:不要な項目をミュートにしよう


 録音コントロールでステレオミックスを選択した場合、不要な再生コントロールの項目をミュートOFFにしていると、録音/入力音声にノイズが混入してしまう事があります。

 特に、ライン入力端子やTAD・AUXなどはパソコンや周辺の電化製品のノイズを拾い易いので、使わない場合は必ずミュートONにしておきましょう。

(参考)
TAD:(Telephone Answering Device) 電話応答装置のことで、モデム機能のあるパソコンについていることが多い。時代遅れの機能で実質的に不必要。

AUX:マザーボードやサウンドカード上のAUX端子に専用ケーブルで接続した音声を取り込む機能。通常使うことはなく不必要。

ノイズ原因&対策その2:マイクブーストと音量調整に注意しよう

実は10倍増幅のマイクブースト

 マイクブーストは、マイクの入力音量を増幅する機能で、通常は+20dbの増幅をしますが、+20dbは、音量を10倍に増幅することを意味します。

 マイクブーストはマイクからのノイズも増幅するので、それが原因になっている場合もあります。マイクブーストをONにしたときは、マイク入力音量のスライダーを小さめに調整しましょう。

(参考)
Windows XP
『マイク音声のみを流す方法とマイクブーストについて』
Windows Vista
『マイク音声を流す方法とマイクブーストについて』

ノイズ原因&対策その3:パソコン周辺環境からのノイズ流入を防止しよう

 パソコン周辺の電化製品からそのノイズが混入してしまう場合があります。特にノイズが混入しやすいのは以下のような電化製品と状況です。

携帯電話(発着信時)

古い蛍光灯
 特にパソコンと同じ電源タップから蛍光灯の電源をとっている場合。または、切れかかりのチカチカする蛍光灯を使っている場合。
(蛍光灯を新しいものに換えましょう)

古いテレビやビデオ
 (音声入力中は消しておく)

ノイズ原因&対策その4:マイクコードの取り扱いに注意しよう

 マイクのコードはアンテナのように電波を拾います。特にパソコン用の廉価なマイクは、ノイズ防止のシールドでコーティングされたコードなどは使われていないので、コードを無駄に長く取り回すとノイズを拾う確率が高くなってしまいます。また、コードを指に巻いたり握っていると、人間の体がアンテナの役割を果たして、ノイズが入ってしまうことがあります。

 コードは不要な部分は断線に気をつけて巻いて短くしたり、触らないようにした方がいいでしょう。

ノイズ原因&対策その5:サウンドカード・USBオーディオデバイスを導入しよう

 以上の対策を講じてもノイズが改善されない場合は、サウンドカードやUSBオーディオデバイスを導入しましょう。

マイク入力は改善するが、再生音質が向上するとは限らない

 オンボードのオーディオデバイスは、マイク入力でノイズが入ってしまうことが実際よくあります。サウンドカードやUSBオーディオデバイスの導入はこのノイズの根本的解決策です。

 ただし、廉価なサウンドカードなどを導入しても、再生音質が強化されるとは限らないことに注意してください。最近のパソコンは高性能なオーディオデバイスが採用されていて、再生音質に関しては、それなりに高価な機器を導入しなければハッキリとした音質強化は体感できない場合が多いのです。

ステレオミックス・マイクミュート解除機能に注意しよう

 せっかく機材を購入しても、ステレオミックスやマイクミュート解除が使えない製品では状態では意味が薄くなってしまいます。

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